2012年6月29日金曜日

富士薬品 高尿酸血症・痛風治療薬の製造承認を申請

富士薬品から高尿酸血症・痛風治療薬の製造承認を申請したというプレスリリースが出てます。

三和科学と一緒に開発を行ってきた非プリン型の選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬なんだそうで、直接かぶるのはフェブリクあたりになるんでしょうか。

2012年6月27日水曜日

Windows8が出るけれど.....

Windows8がたぶん秋ごろ、遅くても冬に発売予定です。

週間アスキーにプレビュー版を使った予習講座(その1その2)というのがあったんですが、これ見てたら、たぶんWin8は売れないよなと思ってしまいました。


売れないであろう要因をとりあえず3つ

  1. あまりに見かけを変えすぎた
  2. お作法に継続性が無い
  3. タッチパネル内蔵のディスプレイがあったほうがいいんでしょ
1については個人も法人もみな一緒
Win8から使うならどうでもいいんですが、今までのwindowsになれてるとメトロの画面はあまりにも変わっている訳で少し取っ付きにくいような気がします。というか、個人的にはスマホじゃないんだからスワイプしてアプリの切り替えなんていうのはやめてくれと思うのです。

2についてはどっちかと言えば法人
Win8に置き換えたらお作法が変わるので導入教育しますという流れで対応してもらえればいいですが、「導入教育めんどう」ということでWin7のまま使われる可能性が多分にあるような気がします。
Vistaが出たときお作法は大して変わらなかったのにXPからの切り替えが進みませんでした。で、XPが長く使われてWin7への切り替えがなかなか進まなかった訳ですが、このときと同じようにWin7が長く引っ張られてWin8への切り替えが進まないような気がします。

3に関しては個人・法人それぞれ悩みが
タッチパネル内蔵のディスプレイですが、ノートなら別にかまいません。
でも、大画面の外付けディスプレイでタッチパネルなんていうのはやめてほしいなと思うのは私だけではないはすです。
法人でタッチパネル内蔵ディスプレイを導入することになったら、一抹の不安(故障する部分が増えるとか)があると思うんです。そこをどう解消するかになるんですよね。

まあ、Meほどひどくはならないと思います。Vistaなみかもしれないなと。
とりあえず、OSが安く手に入れば入手しますけど今の環境をWin8に持っていくのはちょっとつらいですよね。
お作法を新しく覚えるなら、Ubuntuあたりもありますしね。

2012年6月26日火曜日

中外製薬 タルセバの承認範囲拡大を申請

中外製薬からタルセバの非小細胞肺癌における一次化学療法での適応を取得するために承認申請を行った旨プレスリリースが出てます。

これが通ればEGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんについては標準治療が変わってくることになるのかと思うのですが....

アルマールからアロチノールへ

大日本住友からアルマールの販売名称変更のプレスリリースが出てます。

7月中旬から販売名称変更後のアロチノロール塩酸塩錠が販売される予定とのことです。


24年6月の承認関係

6月22日付けの承認関係取り急ぎのメモです。(詳細は添付文書等確認して下さい)
アムロジピン(アムロジン・ノルバスク・共和と東和販売分)
小児(6歳以上)の高血圧について公知申請が承認
一日一回2.5mg(但し、年齢・体重・症状で適宜増減)

イメンドカプセル
小児(12歳以上)の抗がん剤による嘔吐・悪心が承認
使用量は大人と同量(一日目125mg、二日目以降は80mgを一日一回服用)

エナラプリル(レニベース・エラナート(共和のGE))
小児(生後一ヶ月以上)の高血圧について公知申請が承認
一日一回0.08mg/kg(但し、年齢・体重・症状で適宜増減)
エパデール
高脂血症における一日二回900mg投与が承認
高脂血症で一日二回一回900mgの投与が追加
シムビコートタービュヘイラー
頓用での使用が承認
持続して使用している場合、発作時に頓用で使用可能。頓用の場合、一発作で6回までで、維持使用分とあわせて一日8吸入までOK。(但し一時的に12吸入まで増量可)
ジスロマック点滴静注用500mg・ジスロマック錠250mg
骨盤内炎症性疾患の適応が追加
対象菌種に淋菌及びプレボテラ属が追加
骨盤内炎症性疾患の使用法としてジスロマックの点滴から錠剤への切り替えについて記載有(内服のみでの治験実績がないことおよび点滴と内服の合計投与日数が7日以上となった実績がないこと)
ゼストリル・ロンゲス
小児(6歳以上)の高血圧について公知申請が承認
一日一回0.07mg/kg (但し、年齢・体重・症状で適宜増減)
ネキシウムカプセル
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の適応が追加
一日一回20mgを服用
ノボラピッド注100単位/mL
 静脈内注射・持続静脈内注入・筋肉内注射での投与が追加
ペンレステープ
伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和という適応が追加
予定部分に一時間貼り付け

メイアクトMS小児用細粒
小児の肺炎、中耳炎および副鼻腔炎について用量増加が承認
小児の肺炎、中耳炎および副鼻腔炎のとき一回6mg/kgを一日三回投与する。(その他の疾患の場合はこれまでと変わらず一回3mg/kgを一日三回投与)総量は一回200mg、一日600mgを超えないこと 
リリカカプセル
線維筋痛症に伴う疼痛の適応が追加
一日二回服用で一日量は最大450mgまで(末梢神経性疼痛の場合の最大600mgと異なっていることに注意)

2012年6月22日金曜日

パキシルCRが発売になってます

パキシルCRを発売しましたというプレスリリースが出てます。
12.5mgと25mgで一日一回夕食後、12.5mgで始めて一週間、その後25mg増量となっており、最大用量は50mg(25mgを2錠)まで。25mg2錠のときも全部夕食後服用になります。
適応症はウツだけなので、パニック障害や社会不安、強迫観念などには使用できないことになってます。
また、新規医薬品に該当しないので投与日数制限を受けません。

(詳細は添付文書を確認してください)

大塚製薬 イーケプラの小児適応及びドライシロップの追加を申請

大塚製薬から、イーケプラについて小児てんかん(部分発作)について他剤との併用での適応追加及びドライシロップの追加を申請したというプレスリリースが出てます。

もともと、欧米ではOKをとっている適応なんだそうで、関係学会からの要望で取ることになったようです。

2012年6月21日木曜日

トラゼンタに尿中アルブミンの低下作用があるらしい

リナグリプチン(トラゼンタ)に尿中アルブミンの低下作用があるらしいというプレスリリースが出てます。
また、インスリンとの併用及びメトホルミンとの併用に関してもリリースが上がってます。
アルブミン低下作用があって、おまけに腎障害でも肝障害でもOKということになるので、今後多く使われるようになるんでしょうね。
ただ、今のところ多剤との併用が承認されていないので、その辺ネックになるんでしょうか。

2012年6月20日水曜日

旧ワイスの製品の販売が武田からファイザーに

旧ワイスの医薬品のほとんどが13年の一月からファイザーの販売に変わるというプレスリリースが出てます。

現在、旧ワイスが出していた医薬品は、ファイザー製造で武田が販売ということになっていますが、これがファイザー製造・販売に変わるということになります。


2012年6月14日木曜日

ランタス VS ジャヌビア・グラクティブ

サノフィアベンティスからメトホルミン投与中の糖尿病患者に追加としてランタスまたはシタグリプチンそれぞれ単独を投与してHbA1cの変化などを比較した試験(EASIE試験)のプレスリリースが出てます。

試験の結果として、HbA1cも血糖もランタスのほうが低下作用が大きい。有害事象の割合でいうと、ランタスのほうが少ないが、低血糖に関してはランタスのほうが多い。体重に関してはランタスで増加、シタグリプチンで減少したとなってます。

(詳細に関してはプレスリリースを確認してください)

NiftyServeに入ってみた

Niftyserveの復活に関する招待状がようやく届きました。
で、Nifに入ってみましたがまだまだ、単に壁が沢山あるだけでそこでみんなが懐かしいと言い合っている状況でございました。

こんな感じだとは思ってたんですけどね。

昔、出入りをしていたFdrugやらFchemあたりがあって安心して、懐かしいねと一言書いて、そこにコメントがつかないかなとついつい、毎日見に行ってしまう。
40過ぎのオッサンは分かっていても引っかかりにいってしまうわけです。





2012年6月11日月曜日

サノフィ・アベンティス GLP-1作動薬の製造承認を申請

サノフィ・アベンティスからGLP-1作動薬のリキセナチドの製造承認申請を行ったというプレスリリースが出てます。(一日一回投与型です)
GLP-1作動薬は今のところビクトーザ(一日一回投与)とバイエッタ(一日二回投与)が発売済、ビデュリオン(週一回投与)が承認済になってます。


一般名名称の加算条件が変更

一般名名称の医科側の加算用件が変更になってます。

これまでは、後発品のある保険上認められている先発品を一般名で処方箋に記載すれば2点もらえたのですが、後発品と価格差のある先発品を一般名で処方すれば2点もらえるというようになってます。

具体的に例を挙げてみます。
今まではウルソデオキシコール酸錠100mgと一般名で処方箋に記載してみても、ウルソが医療保険上の先発品とはみなされないため2点の加点は取れなかったのですが、用件の変更により今後は2点の加点を取ることができます。

厚生労働省で対象のリストを作成して公開するということなので、リストの公開待ちになりますが昔からの薬の多くが一般名名称の加点対象に入ってきます。

2012年6月8日金曜日

ラジレスの禁忌の改定

ラジレスの禁忌及び基本的な注意事項が改定になっています。(リリースはこちら

要はARBやACE阻害薬を服用している糖尿病の患者さんに血圧のコントロールのためにラジレスを追加したら非致死性脳卒中、腎合併症、高カリウム血症及び低血圧のリスクが高くなる。そのため併用を原則禁忌にするということになります。
また、腎障害のある患者さんへの投与は慎重投与になってます。


イルベサルタンの合剤

イルベサルタン(アバプロ・イルベタン)とアムロジピンの合剤の販売に関するプレスリリースが出ています。
アバプロとイルベタンのときと同じように大日本住友と塩野義の並行販売になるとのことです。

イルベサルタンとアムロジピンの合剤は現在申請中のはずですからそろそろ認可になるということなんでしょう。

2012年6月7日木曜日

ベーリンガー スピリーバの喘息へ適応試験について

ベーリンガーからスピリーバを喘息患者に投与する試験の結果についてのプレスリリースが出てます。
結果として肺の検査値の改善が見られるのだそうです。

今のところ、スピリーバの適応として喘息は含まれていませんが、将来的には多分適応をとることになるんでしょうね。