2015年2月10日火曜日

日経DIのクイズのお話-ステロイドカバーって何さ-

薬局に日経DIが届いておりまして、クイズを見ておりますと下のような問題が出てました。
(そのまま書いちゃうと著作権上まずいような気がするので、要約してます)
今まで次の処方を長期間服用してきた患者さんがいるとします。
プレドニゾロン1mg 2錠 1×M
この患者さんが抜歯をする際に服用するということで以下の処方が出てました。
プレドニゾロン5mg 2錠 2×MA(3)(抜歯後3日間服用)
さて、この処方の理由と服用上の注意を考えてみてください。

で、答としては以下の通り(こっちも要約してます)
ステロイド治療を長く続けていくと、副腎のヒドロコルチゾンの分泌能が低下する。ヒドロコルチゾンの分泌能が低下したままだと手術や外傷などのストレスがかかった時に対応できないので、手術や抜歯の時にステロイドを投与する必要がある。(ステロイドカバー)
今回の追加服用分はステロイドカバーのための処方であると思われる。また、服用上の注意としては(通常の短期大量投与の場合と同様に)高血糖・浮腫などに対する指導内容でOK

というものです。

ステロイドカバーは「プレドニゾロン5mg/日以上を継続して服用している患者さんにはステロイドカバーが必要な場合がある。」ぐらいの知識しかなかったので少し調べてみました。

抜歯時にステロイドカバーは必要なのか。
ステロイ ド薬服用患者の抜歯時管理という論文ではステロイ ド薬服用患者においては、PSL減量中の症例、全身麻酔下での処置 および局所侵襲の高い処置を必要とする症例を除けば、ステロイドカバーを行わなくても対応可能とされています。

抜歯以外の手術の時はどうなるのか
ステロイド長期投与患者における周術期ステロイドカバーという総説がありました。プレドニゾロン5mg/日以下を継続して服用している患者さんであればステロイドカバーは不要。維持量継続で対応。5mg/日以上の場合はステロイドカバーが必要とされていて、一応の目安が一覧表になってました。一時間以上の局所麻酔下での抜歯等の処置の場合は一日量の倍量を1日分投与とされています。

この問題って....実務上有の問題なんでしょうか?
もう少し詳細が知りたいと思うのは私だけなんでしょうか。できたらもう少し細かい話(歯科医側からの意見など)を載せてほしいなと思います。>日経DI編集部様

(このエントリーは出題・回答者や日経DI編集部を誹謗中傷するものではありません。)

2015年2月9日月曜日

アーバンインターネットからiijmioへ

今まで使ってきたメガエックADSLが3月末で終了ということで、今回フレッツ光へ乗り換えました。
またアーバンは高い割には速度がいまいちだったので、プロバイダーもiijmioに変えてみました。
FiberAccess/NFにしてみたので、DS-liteでipv4接続するように設定して使っています。

DS-liteは夜間の速度低下が(体感では)ほとんどない様で非常に快適に使えていますが、CGNなのでradikoみたいに地域をipv4のアドレスで決めてくるサービスの場合はどうやっても地域選択がうまくいきません。そのあたりだけ許容できれば有りだと思います。
ちなみにルータはヤフオクで落としたNVR500で、設定はインターネットマルチフィードの推奨設定にフィルターをかませたものです。