アステラスからSGLT2阻害2型糖尿病治療薬のイプラグリフロジンの製造承認申請を行ったというプレスリリースが出ています。
SGLT2阻害薬ですが、(手っ取り早くいえば)尿中に体内のブドウ糖を排出させて血糖を下げる薬ということになります。ある意味分かりやすいというか、理解してもらいやすい薬ではないでしょうか。摂取した炭水化物から生じたブドウ糖を排出させる働きがある薬なんですから体重減少作用が強く出てくるはずで、肥満の糖尿病患者さん辺りに割りと使われていくんだろうなという薬になります。
ちなみに、SGLT2阻害薬も各社競争状態になってます。
・イブラグリフロジン(アステラス・寿製薬)→今回製造承認申請
・ダパグリフロジン(ブルストルマイヤーズ・アストラゼネカ)→P3
・Empagliflozin(ベーリンガ・イーライリリー)→P3
・カナグリフロジン(田辺三菱・第一三共)→P3
・トホグリフロジン(中外製薬→興和・サノフィ)→P3
ルセオグリフロジン(大正→大正富山・ノバルティス)→P3
と、6剤が出てくる見込みになってます。
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