ここからは、個人の意見・感想・解釈です。所属している会社や団体の意見・感想・解釈ではありません。
かかりつけ薬剤師の要件にある「地域活動の取り組み」という言葉に違和感を感じたのは私だけでしょうか?
今回の改定は「地域包括ケアへの転換」というのが大きなテーマだとおもいます。
そのテーマを調剤報酬へ持ち込むために、薬剤服用暦管理指導料が変った訳ですし、かかりつけ薬剤師も出てきたものと考えれば、(地域活動の取り組みはもちろん必要ですが)学校薬剤師としての活動や地域の住民に対する講演会への参加実績などよりも地域包括ケアへつないでいくための知識や人脈が評価されても良いのではと思います。
「地域活動の取り組み」という言葉を使うぐらいなら、医科側の地域包括診診療科や地域包括診療加算のように研修会の受講を必須としておいた方が「きれい」だったのではないかと考えますし、薬剤師個々に対する加算というのをやるならば、もう少し制度(薬剤師の能力を評価していく方法)を整備しないといけないと考えます。
その辺を考えて薬局単位で加算をするのなら要件はこんな感じでしょうか。
これなら変な混乱はおこってなかったと思うんですがいかがでしょうか?
- 2名以上の勤務薬剤師を有していること。
- 勤務する薬剤師は全員「健康サポート薬局の研修」を終了していること
- 健康サポート薬局としての届け出を行っておりかつ在宅に関して相当数の実績があること。
(実際にこの要件が来たら相当ハードルの高い加算になってしまうのですが.....)
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